top of page
  • Administrator

ラクレットチーズを楽しむ

Raclette<ラクレット>は、スイスに古くから伝わる歴史あるチーズの名前。



https://www.raclette-du-valais.ch/fr-ch/

チーズの切り口を熱で溶かし、トロリと溶けたチーズを茹でたじゃがいもにつけるという食べ方を「raclette」ともいいます。



チーズ名と料理名が「Raclette」


チーズの「Raclette」の中で「Raclette du Valais<ラクレット デュ ヴァレー>」という名前は、スイスで AOP (原産地保護指定) として登録されています。

EUでも保護されています。

ヴァレー州はスイス アルプスの中心に位置しています。

アルプスの山々、大自然が織り成す感動的な風景があるところです。



https://www.raclette-du-valais.ch/fr-ch/

Raclette du Valaisは、ヴァレー山脈の牛乳のみで作られています。

ヴァレー山脈の自然豊かな環境の中、牛たちは、春から秋にかけておいしい草を食べ、冬には、おいしい山の干し草を食べます。

生乳は低温殺菌されていません。自然な牛のミルクでつくられたチーズの味はミルキーでフレッシュ、ハーブやフルーティーな香りなど。ヴァレーの美味しいチーズとなります。



https://www.raclette-du-valais.ch/fr-ch/

料理の「Raclette」を気軽に家で楽しむには、卓上におくことができる、ラクレット専用のチーズを溶かす電熱グリル「ラクレットグリル」を使います。



出典: https://www.amazon.co.jp

専用ミニフライパンに薄くスライスしたラクレットチーズをのせて、グリルにのせて、チーズを溶かしていきます。お皿に茹でたジャガイモを盛り付けて、あつあつのチーズを上からとろりとかけて、楽しみます。




ジャガイモ以外の野菜も楽しむことができますが、私はジャガイモとパンだけ。

チーズは、ジャガイモとパンとの相性がとてもよいからです。


チーズフォンデュは常に混ぜ続けて食べていかなければ、美味しく食べることができませんが、

Racletteは、チーズが溶けるのを待つだけなので、落ち着いて食べることができます。


ラクレットグリルは、熱の強弱の調整もできます。弱火にして、チーズをゆっくり溶けていく間に、他の料理を食べたり、お喋りを楽しむこともできます。

自分のペースで食べることができるというのも魅力です。


今回のRacletteに合わせたワインは、【ワインと料理を合わせるポイント】を参考にして選んでみました。


Tramin<トラミン>

産地:D.O.C. Alto Adige

ぶどう品種:Gewurtztraminer<ゲヴュルツトラミネール>

https://firadis.co.jp/

5種類のRclette(山羊乳・カレーのスパイス・キノコ・スモーク・RACLETTE DU VALAIS)とワインがとても合って、美味しく楽しむことができました!


家でRacletteト挑戦してみてくださいね。



【ワインと料理を合わせるポイント】

〇地方性を合わせる

共通は「スイス」!

RACLETTE DU VALAIS <ラクレット・デュ・ヴァレー>はスイスのヴァレー州が産地。

ワインは、イタリア北東部のスイスに近いところ。アルト・アディジェ州のワインになります。



〇味わい(同調・補完)

A.O.PのRACLETTE DU VALAIS <ラクレット・デュ・ヴァレー>は、ミルクの甘みとナッツのようなコク、複雑さもあるので、スパイシーさも感じられるかな?

ゲヴュルツトラミネールは、白ワイン用ぶどう品種。

Gewürzとは、ドイツ語で香辛料という意味があるように、白コショウなどのスパイシーさ、ライチやグレープフルーツ、バラの香りといった華やかさもあるブドウ品種です。

今回のワインは、強い華やかな香りではなく、穏やかな香りになるのではないか?アルコール度数14%になるので、コクがあるワインなのではないか?ということで。

同調「コク」と「スパイシー」味わい「ミルクの甘味」「果実味」「塩味」で決めてみました。

bottom of page